青森で生まれ、青森で育ち、青森に生きることが「苦しい」と思うようになりました。
東京に出て、他の地域にも住んで、一度は青森に帰ってきて、「やっぱりだめだ」と思いました。
青森で暮らした時間より、東京で暮らす時間が長くなってきた頃から、
「このまま、青森に帰れないのだろうか」と思うようになりました。
東京で、セクシュアル・マイノリティや、性暴力やDV被害にあった人の相談をうける仕事をしていました。
国の制度等に対して、意見を言ったり、より良いものにするための活動をしていました。
その中で思うことはいつも「青森はどうなっているんだろう」ということ。
2013年にたった一人の家族である母親が亡くなり、このまま青森に帰らないままだというのが嫌で、
そして、青森のみんなはどうしているの?というのが忘れられなくて、
青森にいられない、いるのが辛い、と思っている人のために、
青森に帰れない、と思っている人のために、
場所を作ろうとおもいました。
ねぶたが大好きで、青森の自然や風景が大好きで、青森の食べ物が大好きです。
この街を、帰ってこれる場所にしたい。
そんな想いで、この場所を作りました。
そらにじをつくった理由
そらにじはどんな場所か
青森駅から徒歩2分。戦後闇市の時代からある駅前銀座という飲屋街に、
2014年4月にオープンした、
コミュニティカフェ&バー「Osora ni Niji wo Kake Mashita」です。
ランチタイムは11:30〜14:30。
バータイム営業は19:00〜23:00、主に金・土曜日にやっています。
営業日は不定!トップページのカレンダーを要チェックです。
この場所では、お茶をしたり、ごはんをたべたり、お酒をのんだりする以外にも、
たとえば地域の人やお友達とのイベントをするのに使ったり、
企画を持ち込んでくれたら一緒にイベントをしたり、
地域の情報から、全国各地のお役立ち情報をシェアできたりします。
たとえば、困りごとがおきたとき、悩んでいるとき、
何か助けがほしいな、と思うときには、そうしたことに対応が出来る相談員もいます。
性暴力やDVにあっている、ということも、
生活が苦しい、ということも、
ひとり親家庭で、子育てや生活に困ってる、ということも、
セクシュアリティについて悩んでいたりとか、
様々なことについて、情報も置いてありますし、
本などを読んでもらうことも出来ます。
性別や性指向、性表現、職業や国籍などそれぞれの違いを尊重した場にと思ってます。
みなさんに気軽く立ち寄ってくださいね